枯山水の流れに架かる白樺の橋と邸宅の門

Custom Projects — 施工事例

Luxury Villa

邸宅の門 — 新潟市中央区

Location — 所在地
新潟市中央区区(東京都)
Completion — 竣工
2025年
Main Materials — 主な素材
白樺・銅
Scope — 規模
橋梁アプローチ・ペルゴラ・正門設計

The Brief — 設計の背景

A Journey Before
You Arrive

門にたどり着くまでの、もうひとつの体験

新潟市中央区区の閑静な住宅街に建つ邸宅より、単なる出入口ではなく 「帰宅そのものを儀式のような体験にしたい」というご相談をいただきました。 限られた前庭の奥行きを最大限に活かし、正門にたどり着くまでの時間そのものを デザインすることが、このプロジェクトの核心となりました。

敷地の高低差を利用し、枯山水を思わせる玉砂利の流れの上に白樺材の橋を架け、 その先に白樺のペルゴラが続く回遊路を設けました。橋を渡る数秒間、 訪れる人は日常から切り離され、静かな気持ちで正門に向き合うことになります。 銅屋根の経年変化と白樺の白さの対比も、時間の重なりを感じさせる意匠として採用しました。

完成した邸宅は、道路からは奥の門がほとんど見えず、橋とペルゴラを歩くことで 初めてその全貌が現れる構成となっています。動線そのものが門構えの一部である—— それがこの邸宅にふさわしい入口のかたちでした。

白樺のペルゴラが続く庭園アプローチ

A Closer Look — ペルゴラの回廊

The Pergola
Walk

橋を渡った先に続く白樺のペルゴラは、四季を通じて木漏れ日の模様を変えます。 夏は緑陰を、冬は柔らかな光を通し、正門へと向かう歩みに季節の呼吸を添えます。 構造としての機能を超え、時間の経過を感じる装置として設計されました。